燃え尽きるまで
 
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社会

『お』 なぜ、「お茶」「おかあさん」なのか その4

たとえば、あなたたちといいます。

「たち」は公達の「たち」で敬語。

それに対してわたしたちとはいいません。

わたしは、わたしどもといいます。

「とも」というのは複数形で卑語です。

自分の場合に、わたしどもといった場合は、これが相手に対する敬語に転化する。

ひとりであっても「わたしども」という所以です。

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人間の個人的存在を消して、複数形にすると、相手に対する敬語になる、これも日本語の大きな特徴でしょう。

敬語は、人間生活をスムースに運営するために日本人がうみだした、非常に知恵のある発想だということができるでしょう。



8月1日(月)19:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

紹介4 目下のものが先

ヨーロッパとの明確な発想の原点の違いです。

しかし、この形式も最近は乱れてきて、順序はどうでもよくなっています。

なかには、血縁の強さから始まったり、ひどいのになると富の上下から始まったり、いまはありませんが、戦前は官位から始まったりするという方法もありました。

けれどもだいたいにおいて、日本の順位の原態は下から上へあがるというのが基本であった、といえると思います。

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現在のところ、いちばん古い基本形を残しているのは神社ですが、神社のお祭りの時の祝詞が、
位の低い神から次第に位の高い神へと、だんだんに述べられていくのをみても、以上のことがよ
くわかります。

つまり、日本人の紹介の仕方が、なぜ目下の者から先におこなわれるのかは、古く、日本の家
屋構造とその取り次ぎのありかたに起因しているわけであり、それが、日常のさまざまな順序に
まで影響しているのです。



7月22日(金)05:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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